上賀茂神社の神馬は代々、神社背後にそびえる御神体山「神山(こうやま)」にちなんで「神山号」の名を受け継いでいます。神馬といえば真っ白な毛並みの「白馬」をイメージする方が多いですが、現在の神山号の品種はサラブレッド(芦毛)です。
歴代の神山号には、中央競馬(JRA)で活躍した元競走馬も名を連ねています。サラブレッドの芦毛は、若い頃は黒褐色が混じり、年齢を重ねるにつれて雪のように純白の美しい馬体へと変化していく特徴を持ちます。しなやかな筋肉美と凛とした立ち姿、そして参拝者を穏やかに見つめる優しい瞳のギャップが、多くの競馬ファンや観光客を魅了してやみません。
神職や専任の飼育員によって手入れされた艶やかな毛並みは、まさに神の使いと呼ぶにふさわしい神聖なオーラを放っています。