メキシコ生活は、2歳年下の妹・上白石萌歌さんにとってもかけがえのない時間でした。当時の萌歌さんはまだ未就学児から低学年にあたる年齢でしたが、姉妹揃って現地のカラフルな街並みや温かな隣人たちに囲まれて育ちました。
日本テレビ系の紀行ドキュメンタリー番組『アナザースカイ』に萌音さんが出演した際、自身の「原点」として選んだ地はもちろんメキシコでした。番組内で約8年ぶりに思い出の地・グアダラハラを再訪した萌音さんは、かつて通った日本人学校や馴染みの路地、恩師との再会に涙を浮かべながら、流暢なスペイン語で現地の人々と楽しげに交流する姿を披露しました。
「自分を解放することを教えてくれた場所」と語ったその表情には、どんな大舞台でも気負わずに役と向き合える芯の強さの源泉が映し出されていました。姉妹が芸能界という厳しい世界でお互いを尊重し、健全な関係を保ち続けている背景にも、異国の地で家族4人が寄り添い合って暮らした濃密な絆が存在しています。