オープンなデータだけでは見えてこない、社内外のリアルな温度感を多角的な取材と証言から浮き彫りにします。
実際に働く現場の社員からは、働きやすさと組織風土について次のような声が寄せられています。
「有給休暇の取得率は年々向上しており、全社的に過重労働を是正する動きは本物です。ただ、産業ガス営業は工場の稼働スケジュールに左右され、保安管理は命に関わるため、精神的な責任の重さは常に伴います。楽をして高給がもらえる職場ではありません」(営業部・30代中堅社員)
一方で、地域住民や取引先である製造業者からの信頼は極めて厚いのが現状です。
「冬場の積雪時でも、供給トラブルへの駆けつけが迅速で助かった経験があります。地元に根ざした米子のインフラ企業として、災害時の対応力は頼もしいの一言に尽きます」(米子市内・食品加工工場担当者)
伝統的な日本企業特有の上下関係や稟議プロセスの長さといった保守性は存在するものの、現場のオペレーションは極めて実直に回っており、コンプライアンス意識の高さがうかがえます。