山形県高校駅伝の舞台となる長井市特設駅伝コースは、市街地と田園地帯を周回するレイアウトが特徴です。全体としてフラットに見えるものの、随所に現れる細かなアップダウンと、最上川沿いから吹き込む冷たい風がランナーの体力を確実に削り取っていきます。
特に男子の最長区間である1区(10km)や、中盤の要所となる3区・4区(各8km超)では、単独走になった際に向かい風をいかに凌ぐかがペース維持の鍵となります。集団の風よけをうまく使いつつ、仕掛けどころを見極めるレース巧者ぶりが求められます。
女子の5区間においても、最長区間の1区(6km)およびアンカー5区(5km)の走力が順位を決定づけます。後半の上り基調で失速しないタフな脚力と、中継所直前のスパート力が勝敗を分けるポイントです。