一度にまとめて下処理した実山椒は、冷凍保存することで約1年間その風味と鮮やかな翡翠色を保ち続けることができます。旬の時期に数パック購入して仕込んでおけば、翌年の初夏までいつでも採れたての香りを料理に添えられます。
冷凍保存の最大のポイントは「徹底的な水気の除去」です。アク抜きと枝取りを終えた実山椒をペーパータオルの上に広げ、表面の水分を完全に拭き取ります。水分が残っていると霜がつき、解凍時に香りが飛んで色もくすんでしまいます。
完全に乾いたら、1回分で使いやすい量(約20g〜30gずつ)に小分けしてラップで空気が入らないようピッチリと包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。塩分を使わない冷凍ストックは、塩分制限を意識したい家庭でも重宝する無添加の減塩保存食として幅広く活用可能です。使う際は凍ったまま煮物や炒め物に放り込むだけで、いつでも採れたてのフレッシュな香りが立ち上ります。