この歴史的名曲が誕生した背景には、プロデューサーやクリエイター陣の並々ならぬ執念がありました。キャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)への移籍第1弾シングルを制作するにあたり、阿久悠氏と作曲家の都倉俊一氏がタッグを組みます。
当初、阿久氏から提示された「野獣のような情熱的な女性」「へそを出して激しく踊る」という大胆なコンセプトに対し、山本リンダさん本人は強い抵抗感と戸惑いを覚えたと述懐しています。しかし、阿久氏の「これは決して下品な露出ではない。新しい時代を生きる女性の誇り高き自己表現だ」という熱い説得を受け、彼女は覚悟を決めて変身を受け入れました。
都倉俊一氏によるラテンやフラメンコのエッセンスを融合させたアグレッシブなメロディに合わせ、激しい腰のシェイクや突き出すような手の動きを取り入れた振付アクションが完成。全身全霊で挑んだパフォーマンスは、テレビ画面を通じて全国の視聴者に鮮烈な衝撃を与えました。