シャブールやシャープールについて調べる際、史料の性格を見極めることが重要です。古代史では、碑文、貨幣、浮彫、年代記、後世の歴史書など、さまざまな資料が使われます。それぞれに強みと弱みがあります。
王の碑文は、当時の政治的主張を直接伝える貴重な資料です。ただし、王の功績を強調する目的で作られることが多いため、相手側の記録や考古学的証拠と照らし合わせる必要があります。ローマ側の史料も同じです。敵国を低く描くこともあれば、自国の敗北を別の形で説明することもあります。
インターネット上の記事は便利ですが、出典が明記されていないものもあります。サーサーン朝やシャープールについて正確に知りたい場合は、百科事典、大学や博物館の資料、専門書、信頼できる歴史メディアを優先するとよいでしょう。