調味料の計量において最も誤解されやすいのが、砂糖の種類による密度の違いである。日本の家庭で圧倒的なシェアを誇る「上白糖」は、小さじ1杯(5ml)あたり約3g。これに対し、結晶が細かくサラサラとした「グラニュー糖」は小さじ1杯で約4gとなる。同じ計量スプーンですりきり1杯をすくっても、約1.3倍の重量差が生まれる計算だ。
大さじとの比率にも注目したい。計量スプーンの大さじは15ml容量のため、体積比としては「小さじ3杯=大さじ1杯」という等式が常に成り立つ。これを重量に換算すると次のようになる。
上白糖の場合、大さじ1杯は9g(3g×3)。グラニュー糖の場合は大さじ1杯で約12〜13g(4g×3)に達する。三温糖やきび砂糖は上白糖とほぼ同等の約3g、粉糖(パウダースノー状のもの)は空気を含みやすいため約2〜3gと、糖の種類によってスケールの目盛りは明確に異なる動きを見せる。