計量スプーンを使っていても、計り方の手順が間違っていれば正確なグラム数にはなりません。ネット上では「スプーンでギュッと押し固めてすりきる」といった誤った手法が散見されますが、これは大きな誤解です。
砂糖すりきり計量方法の基本原則は以下の3ステップです。
① 砂糖の容器の中でスプーンを山盛りにすくい取る(容器の壁に押し付けて固めないこと)。
② 箸やヘラ、ナイフなどの平らな棒をスプーンの縁に直角に当てる。
③ スプーンのフチに沿って余分な砂糖を水平に払い落とす。
上白糖は水分を約0.8%含んでおり、微量の転化糖が吹き付けられているため、圧力をかけると簡単に圧縮されてしまいます。スプーンに強く押し固めてすりきると、小さじ1のスペースに4g以上の上白糖が入り込み、約1.3倍の濃度差が生まれてしまいます。必ず「ふんわりすくって平らに払う」ことを徹底してください。