現在、主要な100円ショップやコンビニエンスストアの傘売り場はどう変化しているのか。各チェーンの店頭実態と公式ラインナップを徹底調査しました。
ダイソーでは、かつて親しまれた100円傘の姿はなく、売り場の中心は330円(税込)および550円(税込)の価格帯に完全に移行しました。一部の大型店舗では770円や1,100円の高機能折りたたみ傘まで並んでおり、もはや「100均」という枠組みを超えた総合レイングッズコーナーを形成しています。
対照的な戦略をとったのがセリアです。「店内全品100円(税込110円)」のストアコンセプトを頑なに守り抜く同社は、原価100円で成立しなくなった長傘本体の販売から撤退する道を選択しました。その代わりに、レインコートやポンチョ、傘の持ち手カバー、骨の折れを補修するDIYパーツといった関連アイテムの充実に舵を切っています。
キャンドゥはイオンの傘下に入ったことで複数価格帯の導入が進み、ダイソーと同様に330円から550円前後の傘を標準配備しています。突然の雨で駆け込む場所としては機能しているものの、100円玉1枚で傘を手に入れることは不可能です。