彼女の歩みを語る上で、フジテレビ系月9枠で話題を呼んだ恋愛ドラマ『366日』は外せない。儚くも美しい感情の揺れ動きを繊細に演じ切り、多くの視聴者の心に深い余韻を残した。感情の細部まで丁寧にすくい上げるその表現力は、恋愛ジャンルにおける彼女の代表作として今も高く評価されている。
一方で、NHK大河ドラマ『どうする家康』で見せた重厚な存在感も記憶に新しい。壮大な歴史のうねりの中で、凛とした強さと温もりを持つ人物像を見事に表現し、大作に確かな深みをもたらした。繊細な恋愛ものからスケールの大きな歴史劇まで巧みに乗りこなす振り幅の広さこそ、彼女が第一線で求められ続ける理由である。