センリツの最大の武器は、闇のソナタの代償として得た異常なまでの聴覚と、音を媒体とした極めて精緻な念能力です。
彼女の念系統は放出系に属し、自身のオーラを楽器(主にフルート)の音色に乗せて周囲の人間の精神や感情へダイレクトに作用させます。代表的な楽曲である『野の春』を演奏すると、聴いた者はまるで春の草原に佇んでいるかのような心地よい幻覚に包まれ、怒りや戦意を完全に喪失してしまいます。
さらにセンリツの聴覚は、数百メートル離れた人物の足音を聞き分けるだけでなく、対象の心音から嘘の有無、心理状態、疲労度、さらには精神的な異常や操作系能力に操られているかどうかまで正確に判別可能です。この探知・鑑定能力の精度は作中でもトップクラスであり、情報戦において圧倒的なアドバンテージを誇ります。