幼少期からピアノやダンスに打ち込み、舞台に立つ喜びを知っていた彼女だが、最初からテレビ局一本に絞っていたわけではなかった。大学生活の後半、自身のキャリアを真剣に見つめ直すなかで訪れた小さなきっかけが、運命の歯車を大きく動かす。
「自分の言葉で誰かの心を動かし、情報を体温ごと届けたい」。そう直感した森は、難関として知られるアナウンススクールへ飛び込み、本格的な就職活動をスタートさせた。
キー局の採用試験は、数千倍とも言われる超高倍率の戦いだ。持ち前の明るさと徹底した自己分析を武器に、幾度もの面接を堂々と突破。激戦を勝ち抜き、見事にテレビ東京の内定を勝ち取った背景には、大学時代に培ったブレない自己理解と鋼のメンタルがあった。