せいろ二段の活用で劇的時短!上下別調理のプロ裏技と選び方の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

購入時に多くの人が直面する分岐点が、中華せいろと和せいろのどちらを選ぶべきかという問題だ。両者は構造も得意分野も明確に異なる。

中華せいろの最大の特徴は、竹を編み込んだ薄い網代(あじろ)編みの蓋にある。余分な蒸気が蓋全体から適度に抜けるため、食材に水滴が落ちにくい。深さは浅めで段を重ねやすく、食卓へそのままサーブしたときの見た目も軽やかだ。点心はもちろん、野菜やお肉を日常的に並べて二段調理を楽しみたいなら、まず中華せいろが第一候補になる。

対して和せいろは、厚みのある杉や檜の曲げわっぱ構造に、重みのある木蓋を組み合わせた重厚な作りが特徴だ。蒸気を内部にしっかりと閉じ込めて高温を維持するため、お米をふっくら蒸し上げるおこわや赤飯、巨大な根菜の蒸し煮、茶碗蒸しなどに真価を発揮する。自身の料理スタイルが「おかず中心のマルチ調理」か「素材をとことん極める本格派」かによって、選択肢はおのずと決まる。