再現の出来栄えを大きく左右するのが茶葉の組み合わせだ。単一の銘柄では、あの奥行きのある風味に届かないことがある。
ベースに据えるべきは、圧倒的なボディ感と麦芽のような芳醇な香りを持つアッサム紅茶である。ミルクの脂質に負けない濃厚な水色と強いコクを供給する役割を果たす。
ここに、爽やかな香りと心地よい渋みをもたらすセイロン紅茶を3対1の割合でブレンドする。アッサムの重厚さにセイロンの華やかさが加わることで、飲み疲れしない立体的なロイヤルミルクティーの味わいが完成する。茶葉をじっくりと煮出すのではなく、濃く蒸らしてから牛乳と合わせる手法をとることで、雑味を抑えた美しい後味が実現する。