リユース業界の最新動向を追跡すると、一般的な総合買取店における宝石の査定率は年々二極化しています。金やプラチナの歴史的な高騰に伴い「地金買い」は活況を呈しているものの、色石そのものに対する目利きができる鑑定士は全国的にも極めて不足しています。その結果、大手チェーン店であっても「色石は一律数千円、あるいは地金代のみ」という安全策が取られるのが実情です。
対して色石バンクが高い買取相場を維持できる最大の理由は、国内外に直結したBtoB(企業間)の独自再販ルートと、専門の宝石鑑定士による徹底した価値評価体制にあります。日本国内ではデザインが古いとされる昭和・平成初期のジュエリーであっても、東南アジアや中東、欧米などの海外市場では「大粒の天然色石」として極めて高い需要が存在します。
「他社で地金代の3万円と言われたリングが、色石バンクでは色石単体に12万円の値がつき、合計15万円で成約した」という実例が数多く報告される背景には、中間マージンを排除したグローバルな再販力と、色石の価値を正確に見極める専門特化のビジネスモデルが存在しています。