ここ最近、SNS上で「渋谷のネカフェは予約なしだと泊まれない」「ふらっと行っても全滅する」という噂が飛び交っています。この噂が広まった経緯には、2つの構造的要因があります。
第1の要因は、アプリ事前予約制の一般化です。主要チェーンが専用アプリによる事前座席キープ機能を本格導入したことで、週末(金曜・土曜・祝前日)の夜間帯は、22時を迎える前にWeb上で満室表示になるケースが常態化しました。これにより、終電後に店頭へ直接足を運んだ利用者が相次いで入店を断られる事態が発生し、ネット上で拡散されたというのが真相です。
第2の要因は、本人確認手続き(身分証提示)とセキュリティ基準の厳格化です。東京都の安全基準条例や防犯ガイドラインに準拠するため、完全個室の利用には厳密な会員登録と顔写真付き身分証の提示が必須となりました。手ぶらや身分証不備で来店した利用者が利用を拒否されたケースが、誤った形で「泊まれなくなった」という噂にすり替わった背景もあります。