若者の熱狂を産業界も注視している。若者研究機関を擁するSHIBUYA109エンタテイメントの動向調査でも、Z世代のファッション消費において「足元起点」のコーディネート構築が顕著に見られると指摘されている。トップスよりも先に、スニーカーやソックスの組み合わせからその日のスタイルを決める若者が増加しているのだ。
また、数々のティーン誌やムックを手掛けてきた宝島社などの出版社も、SNS上で局所的にバズを起こしている足元テクニックを即座にフィーチャーし、トレンドの言語化と体系化を加速させている。ストリートの微細な変化を商業メディアがいかに素早くキャッチアップするかが、ユースマーケット攻略の生命線となっている。