「Sustainable Development Goals」の頭文字を取ったSDGs。日本語では「持続可能な開発目標」と訳される。前身となるMDGs(ミレニアム開発目標)が途上国支援を中心としていたのに対し、現行の取り組みは先進国を含む地球上の全員が当事者だ。誰一人取り残さない。この強力な理念が底流にある。
構成するのは17のゴールと、より具体的な169のターゲットだ。貧困の撲滅からジェンダー平等、働きがい、海の豊かさを守ることまで多岐にわたる。膨大な項目に圧倒される必要はない。全体は「人」「繁栄」「地球」「平和」「パートナーシップ」という5つの軸に大別できる。個別の目標を丸暗記するより、これらの相互関係を把握することこそが近道だ。