アニメ版に対するネット上の反響を総括すると、「制作環境への批判」と「原作・音楽・演技への圧倒的賛辞」が二極化する極めて特徴的な状況が見て取れます。
SNSやレビューサイトでは、「原作の美麗なイラストがアニメーションとして十分に活かしきれなかった」「大事な演奏シーンでの静止画多用が惜しまれる」という厳しい指摘が相次ぎました。ファンが原作を深く愛しているからこそ、制作現場の破綻に対する悔しさが噴出した形です。
一方で、「声優の芝居と楽曲の良さがすべてを救っていた」「第11話と第12話でしっかりと感情の着地点を描き切ってくれたことに感謝したい」と、作品の核となるエモーショナルな要素を肯定的に捉える声も数多く投稿されています。困難な状況下でありながら、作品が持つ本質的な魅力は確実に視聴者へ届いていました。