「朝作ったささみのお弁当が、お昼にはパサパサになっていた」という経験を持つ人は少なくありません。しかし、ささみ梅しそはお弁当で冷めても美味しいおかずの筆頭格になり得ます。冷めた状態でも柔らかさと風味をキープする秘訣は、水分保持と味付けの工夫にあります。
冷めると肉が硬く感じる原因は、温度低下に伴って肉の脂や水分が固まるためです。お弁当用には、下味の段階で少量の片栗粉やごま油を肉全体にまとわせておくと、冷めてもしっとりした舌触りが持続します。
また、梅干しに含まれるクエン酸には静菌作用があるため、気温が気になる季節のお弁当おかずとしても極めて優秀です。ただし、大葉の水気は傷みの原因になるため、洗った後はキッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ってから巻き込みましょう。
作り置きとして冷蔵保存する場合は、調理後に粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵で約2〜3日、冷凍であれば小分けラップで約2週間美味しく保てます。電子レンジで再加熱する際は、ラップをふんわりかけて低出力(500W程度)で短時間温め直すと、パサつきの再発を防げます。