2006年にNHKを退職し、フリーアナウンサーへと舵を切ったニュースは、マスメディア業界全体に大きなインパクトを与えた。組織の枠組みを超え、より自由で柔軟な表現を求めた決断だった。
移籍後、TBSテレビの夜の顔である『NEWS23』でメインキャスターに就任。民放ならではのスピード感や多角的な議論が交わされるスタジオにおいて、彼女は単なる「進行役」にとどまらない主導権を発揮した。専門家への鋭い問いかけや、視聴者の疑問を代弁する直感的なアプローチは、報道番組としての質を一段引き上げた。フリーとしての選択は、彼女の持つキャスターとしての潜在能力をさらに開花させる結果となったのである。