現在の本庁舎は昭和40年代に建設されたものであり、設備の老朽化や耐震性、バリアフリー対応の限界が長年指摘されてきた。この課題に対し、河村孝市長の強力なリーダーシップのもとで具体化が進められているのが三鷹市新庁舎等整備基本構想である。
この構想が目指すのは、単に新しい箱モノを建てることではない。大規模災害時には多摩地域の強固な防災拠点として機能しつつ、平時は誰もがストレスなく利用できるワンストップ型窓口と開放的な市民協働スペースを融合させる設計思想が根底にある。デジタルとリアルが有機的に結びついた次世代の庁舎像は、今後の多摩エリアにおける都市機能更新のモデルケースとしても熱い視線を集めている。