配信プラットフォームが日常に浸透した現在、NetflixやU-NEXTでは三上博史の過去の名作が次々とアーカイブ配信され、Z世代を含む新たな層からの熱い再評価が巻き起こっている。デジタルネイティブの若者たちにとっても、彼の持つ中性的な色香と危険な陰影は、現代のタレントには見出せない強烈な引力として映っている。
当の本人は、そうした世間の喧騒から軽やかに距離を置いている。仕事を離れれば、バックパック一つで世界を旅し、夥しい量の本を読み、自然の中で思索にふける。家庭という定住の錨を持たないからこそ、彼はいつでもどこへでも飛び立てる身軽さを保っている。静寂を愛し、自己の内省に時間を捧げるこのライフスタイルこそ、彼にとっての真の贅沢なのだ。