多くの人々が最も強い好奇心を抱くのが、伝説の歌姫・山口百恵との嫁姑関係だろう。祐太朗から初めて紹介された際、百恵さんは彼女を温かい笑顔で迎え入れ、初対面とは思えないほど和やかな空気が流れたという。百恵さん自身、かつて表現の世界に身を置いていたからこそ、多忙なスケジュールをこなす牧野の立場や苦悩を誰よりも深く理解していた。
国立の自宅を訪れるたび、料理のレシピや日々の暮らしの知恵を気さくに分かち合う間柄だ。百恵さんは決して干渉することなく、だが困ったときにはそっと手を差し伸べる絶妙な距離感を保ち続けている。三浦友和の包容力ある眼差しも含め、三浦家全体が牧野由依という一人の女性を心から歓迎し、大切に育んできた関係性がそこにある。