三浦清志氏の経歴を振り返ると、日本屈指のトップエリートコースを歩んできた足跡が際立ちます。日本人の父とフィリピン出身の母のもとに生まれ、卓越した学力を発揮して東京大学(教養学部アジア分科)を卒業しました。
大学卒業後は外務省に入省し、外交の最前線でキャリアをスタート。その後、世界最高峰の経営コンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)へと転身を果たします。マッキンゼー時代には大企業の経営戦略立案や事業再編に携わり、論理的思考力とグローバルな投資知見を徹底的に磨き上げました。
さらに大手投資ファンドであるベインキャピタルなどを経て、2010年代に自ら立ち上げたのがトライベイキャピタルでした。折からの再生可能エネルギー特需の波に乗り、環境投資の旗手として存在感を高めていった矢先に、今回の巨額投資トラブルの落とし穴にはまることとなりました。