三浦大知のルーツを語る上で欠かせないのが、1997年にFolderのメインボーカル「DAICHI」として9歳でデビューした経歴です。当時から「和製マイケル・ジャクソン」と称されるほどの天賦の才能を発揮していましたが、変声期による活動休止を経てソロ復帰して以降、その才能はさらに開花しました。
彼のダンスが「上手い」と評される最大の要因は、音を可視化する圧倒的なグルーヴ感にあります。ビートの隙間や細かなハイハットの音まで身体全体で捉える緻密なダンスは、国内外のトップダンサーからも絶賛されています。その凄みを最も象徴するのが、バックダンサーとともに一切の伴奏なしで足音と息遣いのみをシンクロさせる「無音ダンス」です。一瞬のズレも許されない極限のシンクロパフォーマンスは、まさに天才と呼ばれるにふさわしい境地を示しています。