感情論を排除し、決算数値をもとに同社の実態を検証します。2026年最新の財務諸表を確認すると、「倒産寸前」という世間のイメージとは真逆の強固な数字が見えてきます。
売上高は2兆円台後半を安定して維持しており、営業利益率も自動車メーカーとして健全な5〜7%前後をキープしています。かつて巨額赤字を出した構造改革期を脱し、固定費の大幅な削減と高収益車種への集中投下が見事に実を結びました。
財務健全性を示す自己資本比率は40%超の水準に達しており、手元流動性資金(現金及び預金)も潤沢に確保されています。格付け機関による信用スコアも投資適格級を堅持しており、株価指標やCDS(信用デフォルトスワップ)を見ても、短期・中期的に三菱自動車が倒産するリスクは皆無と評価して差し支えありません。