歴史のロマンに思いを馳せながらハンドルを握るのも、この路線の醍醐味だ。現在の国道17号に沿う三国街道は、かつて戦国武将の上杉謙信が関東へ出兵する際に何度も越えたと伝えられる険路である。かつて草履を踏みしめて越えた峠道が、現代では快適な舗装路となり、時代を超えたストーリーをドライバーに語りかけてくる。
道沿いに点在する史跡標柱や旧街道の面影は、歴史ファンにとっても見逃せないスポットとなっている。新三国トンネルの開通によって交通の円滑化が進んだ今もなお、旧道の面影を残すポイントからは当時の旅人の苦難と情熱が伝わってくるかのようだ。