日本スケート連盟や国際スケート連盟(ISU)に登録されていた羽生結弦の公式プロフィールは「身長172cm・体重57kg前後」です。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、日本人成人男性(20〜30代)の平均身長は約171.5cm、平均体重は約66〜68kgとされています。つまり、羽生結弦の身長は日本の成人男性として標準的な数値でありながら、体重は平均より10kg近く絞り込まれている計算になります。
フィギュアスケート男子シングルにおいて、身長と体重のバランスはジャンプの回転軸や滞空時間に直結する極めてセンシティブな要素です。回転速度を高めるためには慣性モーメントを小さく抑える必要があり、高身長すぎると軸がブレやすく、低身長すぎると氷上での表現力やダイナミズムを出すのに高度な技術が求められます。まさに「172cm・57kg」という数値は、物理学・生体力学の観点からも理想的な黄金比といえます。