国際宝飾展で出逢う至高の戦利品——プロの鑑別眼と会場攻略が生む一期一会に関する注目トピックを分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。

スポットライトの下では、どんな石も美しく見える。展示会場の照明は宝石が最も美しく輝く波長に調整されているからだ。戦利品を手に入れたはずが、後日自宅で確認して失望するケースもゼロではない。

自前のペンライトや10倍ルーペを持ち込むのはバイヤーの基本動作だ。ルースを斜めから観察し、ダブリングの有無やインクルージョンの特徴を確認する。加熱処理やオイル浸透処理の有無について、売主にストレートに質問する勇気も求められる。高額な石を購入する際は、信頼できる鑑別機関(中央宝石研究所やGIAなど)の鑑別書が付属しているか、あるいは会期中に鑑別に出せるかを確認することが鉄則だ。