妊娠中の女性や免疫力が低下している方がチーズを選ぶ際、最も注意を払うべきなのがリステリア菌(食中毒菌)による感染症リスクです。
リステリア菌は冷蔵庫のような低温環境でも増殖できる特性を持ち、妊娠中に感染すると胎児へ深刻な影響を及ぼす可能性があります。注意が必要なのは、非加熱乳で作られた「海外輸入のナチュラルチーズ(カマンベール、ブルーチーズ、フェタなど)」を非加熱のそのままの状態で食べることです。
対して、製造段階で高温加熱されている「プロセスチーズ」や、日本の乳等省令に基づき殺菌乳で作られている「国産の大手メーカー製ナチュラルチーズ」は、リステリア菌のリスクが極めて低く抑えられています。また、輸入品のナチュラルチーズであっても、中心部まで75℃以上で1分間以上しっかり加熱すれば菌は死滅するため、グラタンやピザのようにグツグツと加熱調理すれば安心して食べられます。