世界的な原材料高、エネルギーコストの上昇、人件費の急騰。外食チェーン全体を襲う逆風の中で、メニューの価格改定は避けられない選択だった。しかし、値上げに対する同社の姿勢は、単なるコスト転嫁とは一線を画している。
価格を改定する代わりに、パティの増量やソースのプレミアム化といった「実質的なグレードアップ」を同時に敢行した。一見すると値上げに見える改定だが、グラム単価や満足度で換算すると納得感を与える工夫が随所に凝らされている。さらに、通常メニューの陰に隠れた「裏カスタム」や派生新作にも注目したい。例えば、絶品パティを重ねたダブル・トリプル構成や、トリュフ香る特製ソースを合わせた限定アレンジなど、高付加価値を求める層に向けたプレミアム路線が確実に支持を広げている。来店前に価格帯とボリュームのバランスを把握しておくことが、満足度を最大化する鍵となる。