当時、一作あたり巨額の予算を投じて3作連続撮影という前代未聞のギャンブルに挑んだのがニュー・ライン_シネマだった。その果敢な決断は結実し、最終作『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』はアカデミー賞においてノミネートされた11部門すべてを受賞するという偉業を達成した。
現在、権利を保持するワーナー・ブラザースは、この不朽の作品群を次世代に向けてさらに拡張しようとしている。リメイクではなく、映画産業の最前線を走るVFX技術と熟練のストーリーテリングを融合させた新たな展開を狙っているのだ。過去の成功に甘んじないスタジオの姿勢が、ファンを再び中つ国(ミドルバース)への旅へと誘う。