「特徴的なのに、自分で描くとなんだかバランスが崩れてしまう」——そんな悩みを抱える描き手は少なくない。実は、彼らの造形には明確な作画ルールが存在する。プロのイラストレーターも実践する、誰でも失敗しない3つの黄金ステップを公開しよう。
まずステップ1は、頭部の「横長楕円」と「三角形の耳」のアタリ取りだ。頭部は真円ではなく、少し潰れたそら豆のような楕円を意識する。両耳は左右へ尖らせるように配置し、頭頂部には先端が球状になったアンテナを垂直に立てる。ここが狂うと全体のエイリアン感が損なわれるため、最も慎重に形を整えたいポイントだ。
ステップ2は、象徴である「三つ目」の均等配置。中央の目をやや小さめ、または同サイズで水平ライン上に等間隔で並べる。黒目は中央寄り、ほんの少し上目遣いに配置すると、あの独特の無垢でミステリアスな表情が一気に立ち現れる。口は目の下、控えめな三日月型に引くだけで十分だ。
最後のステップ3は、ぽってりとした胴体と襟元のリングだ。首元に太めの宇宙服カラーを描き、手足は短めにデフォルメする。指は3本。デジタルイラストレーションソフトを使う場合は、滑らかなベクターラインで主線を描き、コントラストを強調しすぎないフラットな着彩を行うと、公式ライクなクオリティへと仕上がる。