名実ともに日本テレビの顔として君臨し続ける水卜麻美。彼女の存在は、いまや一人のアナウンサーという枠組みを完全に凌駕している。『ZIP!』の総合司会として日本の朝に活力を注ぎ込み、夏の『24時間テレビ』など局の命運を握る特番では盤石の進行で視聴者を包み込む。その親しみやすさと卓越したアナウンススキルの両立は、他局の追随を許さない。
だが、彼女の真の凄みは画面の外でこそ発揮されている。アナウンス部内で管理職としての役割を担うようになって以降、後輩アナウンサーたちのメンタルケアから技術指導、番組プロデューサーとの橋渡しまでを精力的にこなす。彼女が作った「飾らず、現場を愛し、視聴者ファーストを貫く」という不文律は、日テレの女子アナチーム全体の強固な背骨となっている。