「コンビニで売っているリポビタンDは、薬局のものより成分が薄いのではないか?」という疑問を耳にすることがある。結論から言えば、主力の青いラベルの「リポビタンD」(タウリン1000mg含有)に関しては、コンビニで買ってもドラッグストアで買っても中身の成分や効果効能に一切の違いはない。
かつては薬事法の規制により、医薬品の販売は薬局・薬店に限られていた。しかし1999年の規制緩和を皮切りに、医薬部外品・製薬業界を取り巻く環境は激変。現在では「指定医薬部外品」として、一般の小売店でも販売が可能となっている。この変革を主導した大正製薬株式会社の取り組みにより、代表的な栄養ドリンクであるリポビタンDは、私たちの最も身近な場所で買えるようになった経緯がある。
ただし、注意すべき点も存在する。ドラッグストアの店頭には、タウリン2000mgや3000mgを配合した「第2類医薬品」や「第3類医薬品」に分類される高濃度な別ラインナップが豊富に並ぶ。一方、コンビニの売り場では手軽に飲める指定医薬部外品や、カロリーオフの「リポビタンDライト」などにラインナップが絞られていることが多い。つまり、「同じリポビタンD」は全く同じ製品だが、「より強力な医薬品スペックのシリーズ製品」を探すなら薬局に軍配が上がるというわけだ。