長年伏せられていた決定的な亀裂が白日の下に晒されたのは、2026年11月のことでした。発端となったのは、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人が行ったインスタライブです。配信内でファンから「PESやSUは戻ってこないのか」と問われた際、メンバー側が「戻ってきてほしい」「いつでも待っている」といった趣旨の発言を行いました。
これに対し、PES本人が自身のSNSおよび公式サイトを通じて長文の声明を発表。事態は一気に深刻な告発劇へと発展します。PESが明かしたのは、ファンにとってあまりにも重く衝撃的な事実でした。
PESの告白によると、自身は2017年に専属契約を解除してグループを去っており、その背景には20年間にわたるメンバー間でのいじめや嫌がらせ、精神的な圧迫が存在していたといいます。PESは「何度も話し合いの場を設けて関係改善を求めたが、相手にされなかった」「20年間足を引っ張り合ってきた」と吐露し、インスタライブでの発言に対しても「事実を知らないファンを巻き込み、美談に仕立て上げようとしている」と強い憤りを露わにしました。
デビュー当時から「仲の良い幼馴染や仲間たち」というパブリックイメージを武器にしていたRIP SLYMEだけに、音楽制作やグループ運営の裏で繰り広げられていた陰湿な力関係や孤立の告白は、音楽業界およびファン層に激震を走らせることになりました。