目を輝かせようとして、やみくもに真っ白な光を点々と置いていないでしょうか。説得力のあるハイライトの入れ方には、光源の形状と角膜の曲率を反映させる論理的なアプローチが必要です。
ハイライトとは、周囲の光源(窓、照明、太陽、空など)が角膜の表面に映り込んだ「鏡面反射」です。したがって、光源が四角い窓であればハイライトもわずかに歪んだ四角形になり、屋外であれば空の青みを含んだ光になります。光源の形と色を意識するだけで、キャラクターが存在している空間の空気感まで表現できます。
また、ハイライトのエッジの処理も重要です。最も強い主光源の光は境界をくっきりと硬く描き、周囲にわずかなグロー(光の滲み)を加えます。一方で、下まぶたの際や角膜の端に生じる微細な水分反射はソフトに馴染ませることで、硬質なガラス球ではなく「濡れた生体組織」としてのリアルさが際立ちます。