受験生コミュニティで毎年必ず飛び交うのが、「日大から追加合格の電話がかかってきた」「非通知を無視したら合格を取り消された」という真偽不明の噂です。この追加合格電話連絡の真相について、現場の事務運用ルールを検証します。
結論として、電話連絡は実在しますが、発信される時期と条件は極めて限定的です。第1波や第2波のような通常日程における繰り上げでは、大学側から直接個人の携帯電話へ合否連絡が入ることは原則ありません。すべてシステム画面上での発表と手続き書類の電子交付で完結します。
電話がかかってくるのは、入学式直前の3月24日〜3月31日にかけての最終欠員補充期のみです。この時期になると、システム更新や郵便送付を待っていては、大学側が4月1日の学籍確定や履修ガイダンスに間に合わせることができません。そのため、アドミッションズオフィスや各学部の入試課担当者が、補欠名簿の次点者へ直接電話を入れ、「いま他大学に入学手続きをされていますか?」「本学へ繰り上げ合格となった場合、入学する意思はありますか?」と口頭で即座に進学意思を確認する事態が発生します。
この段階での電話に出られなかった場合、大学側は次の候補者へ連絡を回さざるを得ないタイムリミットに直面しています。3月下旬に差し掛かった段階では、出願時に登録した電話番号(本人および保護者の携帯電話)は常に着信可能な状態を維持し、知らない固定電話番号や大学代表番号からの着信に対して即座に折り返せる態勢を整えておくことが極めて重要です。