映像技術の進化において、この劇場が果たしてきた役割は極めて大きい。世界的な評価を決定づけた山崎貴監督の傑作『ゴジラ-1.0』の上映においても、TOHOシネマズ日比谷のメインシアターは特別な存在感を放った。
壁から壁へと広がる独自規格の大画面「TCX」と、鮮烈な輝きとコントラストを誇る「IMAXレーザー」の組み合わせは、巨大怪獣の咆哮や海の飛沫を恐ろしいほどのリアリティで再現する。音響システムが吹き込む立体的な音響効果が、鑑賞者を完全にスクリーンの中へと引きずり込む。世界標準の映像体験を味わうなら、まさにここが最前線といえる。