日本の陸産貝類が辿った驚きの進化!カタツムリの生態と絶滅危機の真相の詳細解説を解説します。最新トレンドがチェックできます。

日本国内には多種多様な陸産貝類が存在し、分布域や生息環境も多岐にわたる。フィールドで観察する際、専門の図鑑や観察記録をもとに同定を行うには、いくつかの明確な見分け方のポイントを押さえる必要がある。

陸産貝類の同定における主要チェックポイント:

  • 殻の巻き方向:殻頂を上にして殻口を手前に向けたとき、殻口が右にあれば「右巻き」、左にあれば「左巻き」。
  • 殻の形状と螺層(らそう)数:扁平か、球形か、細長い紡錘形か。巻きの段数が何層あるか。
  • 臍孔(さいこう)の開き具合:殻の底面中央にあるくぼみが開いているか、閉じているか。
  • 殻口の縁(唇茸):成貝になると殻口の縁が外側にめくれ上がる(反り返る)特徴があるか。
  • 生息場所:樹上、落ち葉の下、倒木の裏、石垣、石灰岩地など。

日本で目にする機会の多い代表的なグループと種類を以下に整理した。

科名・グループ代表的な種類主な生息地・特徴オナジマイマイ科オナジマイマイ、ウスカワマイマイ全国の平地、公園、農地。薄い殻で人家周辺にも極めて多い。ナンバンマイマイ科ミスジマイマイ、ヒダリマキマイマイ本州の森林や神社。ヒダリマキマイマイは大型で左巻きの代表種。キセルガイ科ナミコギセル、キセルガイモドキ全国の森林、樹幹、石垣。細長い殻と閉弁構造を持つ。ヤマタニシ科ヤマタニシ、アズキガイ森林の落ち葉層。空気呼吸の前鰓類で、殻口を塞ぐ丸い「フタ」を持つ。ゴマオカチグサ科ゴマガイ類数ミリ以下の微小貝。山地の落ち葉の下や石灰岩地に局所分布。