日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」の謎|怖い由来の真相と現代の遊び方

日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」の謎|怖い由来の真相と現代の遊び方

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鬼ごっこの歴史をひもとくと、最も古い形態として記録に残されているのが「ことろことろ」です。その起源は平安時代にまで遡り、古記録や辞書類、民俗調査において確認されています。漢字では「子とろ子とろ」あるいは「子捕ろ子捕ろ」と表記され、文字通り「鬼が親から子どもを捕らえようとする構図」を模した遊戯です。

室町時代から江戸時代にかけては庶民の間にも広く浸透し、江戸時代の風俗を描いた絵画や、浮世絵師・喜多川歌麿の作品にも子どもたちが列を作って遊ぶ様子が活写されています。当時の資料によると、単なる子どもの暇つぶしではなく、地域の年中行事や神事的な名残を帯びた遊びとして機能していた形跡が見受けられます。

鬼ごっこの起源論において、民俗学者の柳田國男らは「鬼」とは本来、異界から訪れる神や精霊、あるいは共同体の外からやってくる災厄の象徴であったと指摘しています。「ことろことろ」は、そうした共同体外の脅威(鬼)から次世代を担う子ども(末子)を守り抜くという、古代社会の防衛本能が様式化されたものと考えられます。

松本 悠斗
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松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。