玉手山公園の魅力は遊具だけにとどまりません。歴史愛好家にとってこの地は、1615年(慶長20年)に勃発した大坂夏の陣・道明寺の戦いにおける最激戦地として知られています。
豊臣方の勇将として名高い後藤又兵衛(後藤基次)が、圧倒的な兵力差を誇る徳川軍(伊達政宗・松平忠明ら)を迎え撃ち、壮烈な最期を遂げたのがこの玉手山の一角です。園内には「後藤又兵衛奮戦の記念碑」や供養塔が静かに佇み、今なお多くの歴史ファンが献花に訪れます。
さらに園内周辺には、4世紀後半に築造されたとされる前方後円墳を含む玉手山古墳群が点在。併設された歴史展示コーナーや隣接する柏原市立歴史資料館では、出土した埴輪や古文書の解説が行われており、古代から近世へと続く重層的な歴史の息吹を間近に体感できます。山頂の展望台からは、大和川の流れと広大な大阪平野、遠くはあべのハルカスまで見渡せる絶景パノラマが広がります。