王道の上日川峠周回をクリアしたハイカーや、より静かで歩きごたえのある山旅を求める方には、大菩薩嶺から北へと伸びる「丸川峠(まるかわとうげ・標高1,667m)」経由の周回ルートがおすすめです。
大菩薩嶺の最高峰から丸川峠へと下る道は、苔むした原生林と針葉樹が広がる奥深い森の雰囲気が漂います。丸川峠に佇む山小屋「丸川荘」周辺は、一面の草原が広がる静寂のサンクチュアリ。喧騒を離れて鳥の声や木々のざわめきに耳を傾ける時間は、表側の開放的な稜線とはまた一味違った山旅の深みを教えてくれます。
さらに脚力に自信がついてきたら、大菩薩峠から小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山へと南下する「秀麗富嶽十二景」のロングトレイルへ挑戦するのも一興です。大菩薩連嶺の奥深さを知ることで、登山の楽しみは無限に広がっていきます。