そして今、多くの食通や業界関係者が固唾をのんで見守るのが、舞台裏で水面下に進行している次なるプロジェクトの全貌だ。関係者への独自取材によって、これまで表舞台で語られることのなかった製造工程の核心と、今後の新たなビジョンが明らかになってきた。
秘伝製法の最たる秘密は、利尻昆布の抽出温度と時間管理の異常なまでの厳密さにある。季節や天候、さらには気圧の微細な変化に応じて、昆布を水出しする時間と火入れの温度を1度単位、数分刻みでアジャストしているという。長年培われた職人の直感と科学的なデータ管理を融合させたこのハイブリッド抽出こそが、えぐみを出さずに昆布の旨味成分のみを120%引き出す秘訣だったのだ。
さらに、業界関係者の間で囁かれているメディア未解禁の特別展開にも注目が集まる。国内外のトップシェフとのコラボレーションや、最先端の急速凍結技術を応用した限定プレミアムプロダクトの開発、さらにはアジア・欧米主要都市でのポップアップ展開など、グローバル規模での仕掛けが着々と計画されている模様だ。離島の風土に根ざしたクラフトマンシップが、どのような形で世界へと放たれるのか。その動向から目が離せない。