ぷるぷる食感の正体を暴く!ナタデココとアロエの決定的な違い

ぷるぷる食感の正体を暴く!ナタデココとアロエの決定的な違い

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見た目はよく似た両者ですが、生物学的なルーツは全く異なります。ナタデココは、ココナッツ果汁に「酢酸菌(ナタ菌)」を加えて発酵させることで作られる凝固物。いわば生きた微生物の働きを利用した天然の発酵食品なのです。近代微生物学の父と呼ばれるルイ・パスツールの時代から研究が進んできた細菌発酵の技術が、現代の食品工業に応用された代表例と言えます。ココナッツ液の表面に生じる薄い膜が重なり合い、あの独特なセルロースのキューブへと成長していきます。

一方で、アロエの代表格であるアロエベラは、ユリ科(分類によってはススキノキ科)の多肉植物そのものです。南アフリカや地中海沿岸などの乾燥地帯原産で、分厚い皮を剥くと現れる生の葉肉(ジェル部分)をそのままカットして使用します。人工的な発酵プロセスを経て生み出されるナタデココとは異なり、こちらは大自然が育んだ植物の細胞そのもの。この「発酵菌による加工品」と「多肉植物」という根本的な差異こそが、すべての違いの出発点となっています。

山崎 陸
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山崎 陸

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