不可逆な外科手術である人中短縮において、後悔を回避するための最大の分岐点は「適応の見極め」と「執刀医(名医)の選定基準」にあります。
信頼できる名医を見極める3つの指標
- 筋層処理(口輪筋の吊り上げ)の技術を開示しているか:皮膚の切除のみに頼らず、深部の口輪筋処理を行い張力を分散できる解剖学的知識を持った形成外科専門医であること。
- ミリ単位の切除限界を提示してくれるか:「短ければ短いほど良い」という患者の要望を安易に受け入れず、閉口障害やガミースマイルのリスクを考慮して最大切除幅を適切に制限できること。
- 傷跡を鼻腔内に隠すデザイン等の引き出しがあるか:外側の切開線を最小限に抑える最新術式や、複合手術(鼻尖形成や小鼻縮小との併用)のシミュレーションができること。
施術をおすすめできる人・慎重になるべき人の条件
【おすすめできる人】
- 人中の実測が18ミリ以上あり、鼻下が明らかに間延びしている
- 加齢とともに上唇が薄くなり、内側に巻き込んできた
- 真顔の状態で上の前歯がほとんど見えない骨格である
- 3〜6ヶ月におよぶ傷跡の赤みや拘縮のダウンタイムを許容できる
【慎重になるべき・おすすめできない人】
- 人中の長さがすでに13ミリ以下である
- 笑ったときに歯茎が露出するガミースマイルの傾向がある
- 上顎が前突しており、安静時でも前歯が見えている
- 体質的にケロイドが生じやすく、傷跡に対する不安が極度に強い