宮本武蔵が現代で繰り広げた数々のマッチメイクは、読者に凄まじい熱量とトラウマ級のインパクトを残しました。なかでもシリーズ屈指の人気キャラクターであった烈海王の死亡は、ファンに計り知れない衝撃を与えています。
中国拳法の粋を集め、義足に仕込んだ刃や暗器、武器術を駆使して挑んだ烈海王でしたが、武蔵の深奥には届きませんでした。「真剣勝負」という命のやり取りを貫いた結果、腹部を深く両断された烈海王は、武蔵の強さを称えながら命を落とすという非情な結末を迎えます。
また、太古の捕食者であるピクルとの対決では、獣の直感で武蔵を「捕食者」と悟らせて逃走に追い込み、侠客・花山薫との一戦では、無防備に刀身を受け止める花山の侠気に感銘を受けつつも、その強靭な肉体を斬り刻み戦闘不能に追い込みました。
そして極め付きは、地上最強の生物・範馬勇次郎との頂上対決です。武の極致と生物の頂点が激突したこの一戦は、互いの技術とプライドが交錯する最高峰の攻防となりましたが、本部以蔵の乱入によって決着は持ち越しとなりました。