いわゆる「てるてる坊主(役職)」の目的はシンプル極まりない。昼の投票によって「追放(処刑)」されること。これだけだ。夜の間に人狼に襲撃されたり、無能な発言の末に放置されて最後まで生存してしまえば、その瞬間に敗北が確定する。勝利の権利は、投票によって首を吊られた時のみに与えられる単独勝利の役職である。
そのため、生存を目的とする市民や人狼とは真逆のベクトルで思考を巡らせる必要がある。「怪しまれたい、けれど露骨すぎて放置されるのは避けたい」。この絶妙な境界線を見極める観察眼こそが、勝利への第一歩となる。